学校の特色 | LCAきたかる森のインター初等部

メッセージ

LCA国際学園学園長
山口紀生

　ゆったりと呼吸をし、物思いにふけり、誰もがありのままの自分で居られる、そんな学校を作る。そう決めたのは、2023年のことでした。
それが私の人生の課題のように感じていました。すると間もなく縁をいただき、北軽井沢小の校舎と出会いました。

　「LCAきたかる森のインター」と名付けた学校は一条校です。
一条校の要件である日本の学校教育法に則った教育をベースにしながら、極少人数クラスであったり、一斉授業と個別学習のバランスをとったり、子どもたちがゆったり考え学べる新設科目を作ったりすることで、既成の学校ではできないLCAならではの教育を作りだします。

　この学校独自の新設科目の「生き方科」や「ふるさと科」では、北軽井沢の自然と人々に囲まれながら様々な体験をし、リアルな世界で探求をし、常識や固定観念の枠を飛び出し、自分で考え、自分の生き方を探していきます。町そのものが学校になるのです。

　しかもLCA相模原校での実践を生かして、将来世界で活躍することを目指し、英語を使いこなせるように指導します。
子どもたちを心から愛せる教師たちが子どもたちを待っています。

長野原町長
萩原睦男

　このたび、北軽井沢の豊かな自然に囲まれたこの地に、「LCAきたかる森のインター」が開校されることを、心から嬉しく、また頼もしく感じております。

　初めてLCAの教育理念に触れたとき、私は深い感銘を受けました。子どもたちの個性を尊重し、自ら学び、世界とつながっていく――そんな姿を、教育の理想として掲げるLCAの在り方は、これからの地域と社会にとって必要不可欠なものだと確信しています。

　長野原町は、地域の未来を担う人材を育てるために、教育に強い関心と責任をもって取り組んでまいりました。LCAの皆さんが、北軽井沢の地を選び、この地で「森とともに学ぶ学校」を創ってくださったことは、町にとって大きな財産です。

　「LCAきたかる森のインター」が、世界に開かれた学びの場として、ここから羽ばたいていくことを、心より応援しています。

LCA国際学園の教育理念

: 将来、社会の一員として、自分の個性を活かし、社会に貢献できる人間の育成を目指します
: 日本語と英語を自由に使いこなし、良好なコミュニケーションをとりながら、世界を舞台に活躍できる人材の育成を目指します
: 生きることの素晴らしさを知った人間の育成を目指します

LCAきたかる森のインター初等部
の教育方針

「LCAきたかる森のインター初等部」は、子どもの今と未来が真に幸福なものであって欲しいという願いの下で生まれた学校です。すべての教育活動の中心にはウェルビーイングがあり、未来のために今を犠牲にするわけでも、未来を考えずに今だけを見るわけでもなく、子どもの今から未来まで、一生涯の幸福を保障することを目指しています。

よく学び、よく遊び、よく休む　〜LCAの考えるウェルビーイング〜

英語を中心に、丁寧な教科学習を行うこと。子どもの個性や願いを中心にした探究や様々な体験活動を行うこと。心身を整え、自分の今と未来を見つめること。子どもたちの現在の幸福を保障しながら、これらの活動を充実させていくことで、現在と未来を共に豊かなものにしていくことが、LCAの考えるウェルビーイングの姿です。

LCAきたかる森のインター初等部
が目指す学校の姿

私たちがイメージするのは自然の中で豊かさを保つ森林の姿です。太さも高さも形も様々な木々が、自然の恵みを吸収して思い思いに成長していく。成長の過程もそれぞれですが、一本一本が個性のある成長を遂げていきます。
生育過程で間引きや枝打ちをし、まっすぐで画一的な、製材しやすそうな木々を育てることを良しとは考えていません。

また森林はゆったりとした時間の中で成長し、循環していきます。LCAきたかる森のインター初等部では、6年間だけをゴールとは考えず、常に子どもたちの一生涯の幸福をスコープとして考えます。

校舎イメージ図

LCAきたかる森のインター初等部は大自然の中にあり、四季の移ろいを豊かに感じられる環境が特徴です。都会では難しい広大な校地を有しており、そこを少人数でめいっぱいに使うことのできる、贅沢な環境といえます。

長野原町マップ

LCAきたかる森のインター初等部の子どもたちにとって、活動のフィールドは校内だけにとどまりません。町全体がフィールドとなって、豊かな自然や顔の見える温かな住民の方々と繋がる学びを展開していきます。

https://naganohara.com/

沿革

2024年12月: 長野原町が国から「長野原町グローバル教育特区」に認定
2024年12月: 長野原町・エデューレLCAによる教育包括連携協定締結
: ・・・・・
2026年4月: 「LCAきたかる森のインター初等部・プリスクール」開校・開園（予定）

校章

校章には皆さんに伝えたいメッセージとしてラテン語で
“DUM SPIRO SPERO”という文字が入っています。これは「生きている限り私は希望を抱く」という意味です。LCA の子どもたちにも希望を持ち続けてほしいという願いが込められています。

LCA 国際学園の「LCA」には、三つの思いが込められています。
「L」は「Language＝言葉」、「C」は「Culture＝文化」、「A」は「Activity＝経験」です。Language は英語という言葉を習得し、世界の人たちとコミュニケーションを取れるようにという思い、Culture は様々な文化を学び国際人として世界へ羽ばたいてほしいという思い、Activity はさまざまな経験を得て、豊かで幸せな人生を送ってほしいという思いが込められています

FEATURES学校の特色