【学園長コラム】プラスの言葉・マイナスの言葉
2025.10.21 コラム
私が初めて「プリスクール」を作った時、オーストラリアから教師を呼びました。一緒に仕事を始めて衝撃だったのが、廊下を走っている子どもがいると「Walk please.」と声をかけました。そして子どもが立ち止まると「Thank you.」と言ったのです。
日本の学校では「走るな!」「「止まれ」と上から目線の命令です。同じく子どもが走らなくなるのなら「Walk please」の方が断然優れていると思いました。
ダメな行動を指摘するのではなく、するべき行動を、しかも「please」を付けていうのですからかないません。自分も見習おうとするのですが、瞬間的に「走るな」と言ってしまいます。身体にしみ込んでいるのですね。
暫くは欧米の教師の力を借りて、人として尊重しながら「するべき行動」を促す教育に切り替えなければならないとおもいました。
子どもを一人の人間として尊重していく教育が子どもを大きく成長させます。

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