【副学園長コラム】お名前ルーレット
2025.11.06 コラム
クラスのみんなの前に出て発表する。幼児はこれが大好きだ。
自分の家族のこと、きのう公園で遊んだこと、大きくなったら〇〇になりたい等々、LCAプリの子どもたちももちろん大好きだ。先生が呼びかけるとほぼ全員が手を挙げる。
こんなとき、先生は誰を指名するのか、まだ当たっていない子に言ってもらいたい、全員は当てられないから次の機会に持ち越したいなどと考えるに違いない。人数が多いと誰かを2回当ててしまったりする。すると〇〇くんばっかりずる~い!となる。なかなか当てられない子はふくれて、自分は先生に嫌われていて悲しい、とお母さんに訴えたりする。
ところでLCAでは黒板ではなくホワイトボードにプロジェクターというツールを使っているが、先生たちがよく使うツールで感心したものがある。それはお名前ルーレットだ。
教室前方の大画面に巨大なルーレットが出てくる。そこにはクラス全員の名前が入っている。
クラスが10人ならルーレットの枠は10個に分かれ、20人なら細かく20個に分かれる。クラス名簿を入れると自動的に名前入りのルーレットができるのだ。そして先生の掛け声とともにルーレットが回り、先生の合図で針が止まる。
指名された子の発表が終わるとあら不思議、ルーレットからその子の名前はなくなっている。発表が進むとルーレットの名前は少なくなり、逆に枠はどんどん大きくなる。やがてラスト一人になったとき、円盤全体がその子の名前になる。なんて便利な劇的なツールなんでしょう!きっと世界中の先生が切望するツールに違いない。
Web上にこのシステムをアップしてくれた人に心から感謝している。

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